今はどの企業も人手不足で、求職者が有利になる売り手市場が続いています。
こういったニュースをよく見かけるので、何社面接を受けても採用されない方は「なんで?」と思うかもしれません。
確かに7割の中小企業が「人手不足」だと回答し、そのうちの2割が「深刻な人手不足」だと言っています。(※中小企業アンケート調査報告)
有効求人倍率も1倍を超えていますから、求職者より求人数の方が多くなっています。
ですが、だからと言って「採用されやすい」わけではありません。
人手不足だから採用されやすいわけではない
応募した会社が深刻な人手不足で、今すぐにでも人を採用しないと危ない!
という状況であれば、あっさり採用されるかもしれませんが、そんな会社に入社しても長続きはしないでしょう。
深刻な人手不足に陥るということは、何かしらの問題を抱えている可能性が高いです。
それにもともと求人と言うのは「人手が不足するから出すもの」です。
なので求人の数が求職者の数を上回ったからと言って、採用されやすくなるわけではなく「応募できる会社が増えた」というだけの話です。
採用する会社にも適切な人材を採用したいという思いがあります。
今人手が不足しているからと言って、「誰でもいい」から採用したいとは考えていないのです。
そこへ「今は売り手市場だから採用されやすいだろう」と、甘い考えで面接に行っても受かるはずがありません。
人を採用するというのは、設備投資よりもコストがかかる話です。
よく、「生涯賃金3億円」と言いますが、それは企業が支払う人件費なのです。
人手が不足しているからと言って、億単位の投資を簡単に決めるはずがありませんよね。
「なんで人手不足なのに採用されないんだろう」
と疑問に思っているのなら、「人手不足だから採用されやすい」と甘く考えていないか、自分を見直してください。
そしてきちんと対策を行ってから面接に臨むようにしてください。
面接対策をプロに相談する
心構え以外に「面接の経験が少ない」ことも面接で受からない原因になります。
面接なんて就職活動をしない限り、受けることがありません。
なので面接になれていない方が多いのは、当たり前だと言えます。
もしどうしても面接で受からないのであれば、プロに相談してください。
プロは転職エージェントやハローワーク、キャリアコンサルタントがいいですね。
オススメなのは転職エージェントです。
経験や実績も豊富ですし、なにより本気度が違います。
もちろん求人も紹介してもらますし、転職活動そのものをサポートしてもらえるので、相談する価値は十分すぎるほどあります。
困って一人で悩むよりも、経験不足をプロの知識と経験で埋めるために、相談することをオススメします。
Note
人手不足だからと甘く考えていては、採用されません。
企業のことを調べ、準備をしてから面接に臨んでください。