人手不足になる原因と改善しない理由

職場が人手不足になるのには、様々な原因があります。

その中でもよく耳にする人手不足の原因は、次の5つではないでしょうか。

  1. 少子高齢化による労働者の高齢化
  2. 人口減少による労働者の減少
  3. 労働条件に求めるものが増えている
  4. 非正規雇用の増加
  5. 若者の離職率が高い

少子高齢化による労働人口の減少や、労働者の高齢化などは頻繁にニュースの話題となっています。

また上の5つは、経営に近い人ほど人手不足の原因として考えていることが多いようです。

ところが実際に働いている従業員は、人手不足の原因次のように考えています。

  1. 仕事内容がきつい
  2. 給与が安い
  3. 労働時間が長い
  4. 会社のイメージが悪い
  5. 人間関係が悪い

経営者と従業員とでは、人手不足になる原因の考え方が全然違うのです。

この2つの意見は、見方を変えると経営者は「人が集まりにくい理由」を中心に上げていて、従業員は「人が辞めていく理由」を中心に上げているとも言えます。

つまりどちらが正しいというわけではなく、両方とも対策を行わないと人が集まらないうえに定着もしない、ということになります。

経営者が考える人手不足の対策

そのため人手不足に陥っている会社では、経営者が考える人手不足の原因について対策をとろうとします。

例えば次のようなイメージです。

◆少子高齢化による労働者の高齢化

  • 中途採用で年齢制限を設けない
  • 高齢者の採用枠を設ける

◆人口減少による労働者の減少

  • 外国人労働者を雇用する
  • 産業用ロボットの導入

◆労働条件に求めるものが増えている

  • 労働条件の改善(給与UP・労働時間の改善)

◆非正規雇用の増加

  • 非正規雇用から正規雇用へ切り替える制度の導入

◆若者の離職率がたかい

  • 教育に力を入れる

ただし労働条件の改善は実際に行うと経費が増加するため、実施するのが難しいと言います。

このように経営者が考える人手不足の原因については、対策をとろうとする動きがありますが、従業員が感じている人手不足の原因については、対策が取られないことがほとんどです。

従業員が考える原因に対策が取られない理由

考えられる理由は売上や経費に直接結びつく内容が多く、対策を取りにくいことがあげられます。

◆仕事内容がきつい

  • 仕事内容を変えるには、人員の配置などを総合的に考える必要がある

◆給与が安い

  • 給与=経費のため、売り上げが伸びたとしても簡単に上げることが出来ない

◆労働時間が長い

  • 労働時間を短くすると、売上の減少につながる可能性がある

◆会社のイメージが悪い

  • イメージをすぐに変えることは出来ない
  • 変えるには、とても長い時間がかかる

◆人間関係が悪い

  • 人間関係の良し悪しは、管理者は気が付いていないことが多い
  • 従業員から会社に働きかけることが必要となる

経営者は「人が集まらない原因」に目が行きやすく、従業員は「人が定着しない原因」に目が行きやすいと話しました。

そのことから考えると経営者の原因に対策を行って人を集めたとしても、定着しないためすぐ辞めてしまうことになります。

ですが「人が定着しない原因」への対策は難しく、経営者によっては気が付いていない可能性もあります。

そのため一度人手不足になると、改善するのがとても難しいのです。

どう解決するか

人手不足を解決する方法は2つ。

  • 生産性を上げる
  • 人を増やす

生産性を上げることができれば、人を増やさなくてもすむ可能性があります。

ですが生産性を上げるのは時間がかかりますし、なかなか難しいものがあります。

となると現実的な解決策は「人を増やす」しかありません。

人を増やすために友好的なのが「派遣社員」です。

派遣社員はパート・アルバイトのような教育が不要で、期間契約で採用することができます。

なので一時的な人員不足や、補充人員を採用するまでの繋ぎにむいています。

もし今職場が人手不足で困っているのなら、社員やパート・アルバイトの採用ではなく、派遣社員の採用を考えてみてはいかがでしょうか。

Note

募集をかけても人が集まりにくい原因

  •  少子高齢化による労働者の高齢化
  • 人口減少による労働者の減少
  • 労働条件に求めるものが増えている
  • 非正規雇用の増加
  • 若者の離職率が高い

採用しても人が定着しない原因

  • 仕事内容がきつい
  • 給与が安い
  • 労働時間が長い
  • 会社のイメージが悪い
  • 人間関係が悪い

人手不足になる原因を見ると、解決するのが難しいことが分かります。