人手不足で休めない会社はさっさと辞めよう

人手不足で休めない!

と悩んでいる方に、よく言われることを先に書いておきます。

労働基準法で労働者の休日は「週に1日以上、4週間で4日以上の完全な休日を労働者に与えなければならない」と、決まっています。

つまり休む権利があるという意味です。

ただ仕事が忙しく、しかも人でも足りないとなれば、「は?法律? 今そんな状況じゃない。忙しくて休めないんだよ!」と、言いたくなりますよね。

そもそも法律の話を理解している会社なら、「休めない」という状況にはなりません。

知らないか、知っていて無視しているかのどちらかです。

ということでこの記事では、人手不足で休めないときの対処法を紹介します。

人手不足で休めない会社は辞める!

人手不足で休めないときの対処法は、会社を辞める! しかありません。

なぜか。

そもそも休めないほどの人手不足に陥るのは、何かしら会社に問題があるからです。

たとえば

  • 会社の評判が悪い
  • 上司のパワハラがひどい
  • 計画性がない
  • 会社が休めないことを黙認している

などですね。

これらの問題を従業員が解決するには、かなりの労力と周りの協力、そして会社の理解が必要になります。

はっきり言って改善することが難しいのです。

辞めるべき理由

人手不足の会社は辞めて、別の仕事を探すべきです。

その理由を説明します。

続けていると体がもたない

一番の理由は休みが取れない会社で働き続けていると、身も心も疲れ切ってしまい、最悪の場合病気になることもあります。

最近は「過労死」や「長時間労働」が頻繁に話題に上がりますよね。

つまり休みが取れず長時間働くことは、世間が関心を示すほどの問題だということです。

ムリヤリ休むと居づらくなる

労働者には「休む権利」があります。

ですがムリヤリ休むと上司や同僚から白い目で見られることになります。

体調不良で休んだとしても、「この忙しいのに休みやがって」という視線が飛んでくることでしょう。

休みが取れないほど忙しい職場では、本来会社を責めるべきなのに、休みを取った同僚を責めてしまう雰囲気があります。

「あいつが休んだことで自分の仕事が増える」ことが許せないのでしょう。

なのでムリヤリ休むこともためらいますし、休んでも居づらくなるだけです。

会社に訴えると居づらくなる

休めない状況を変えるために、人事や総務、あるいは社長に訴えたらどうなるでしょうか?

普通の会社であれば当然管理している上司に話がいき、何かしらの注意や改善指示が出るはずです。

ですが休めないほどの状況になっている場合、会社も黙認している可能性があります。

となると訴えたことが上司の耳に入る可能性もあるのです。

きちんと自浄作用が働く会社であれば、訴えることで改善されるかもしれません。

つまり訴えることは、ある意味「賭け」のようなものです。

相談すると居づらくなる

上司に人手不足を解消するため、相談してみるのはどうでしょうか?

恐らくほとんどの上司は「人手不足を責められている」と感じてしまい、気分を害するはずです。

相談された内容が具体的で、的確に問題点を指摘していればいるほど、相手の怒りは大きくなります。

なぜなら上司は、「人手不足の原因は自分にはない」と考えているからです。

そもそもきちんと対策が取れる上司であれば、休めないほどの人手不足になることはありません。

何かしらの手を打って改善しているか、会社と掛け合って撃沈しているはずです。

だから上司に相談すると相手の気分を悪くしてしまい、職場に居づらくなります。

まともな人から辞めていく

なぜ相談も何もできない状況になってしまうのか。

それはきちんと仕事ができて、成果を上げている人、そして常識のある人から辞めていくからです。

なぜなら常識の方ほど会社の異常さに早く気が付きます。

そして仕事ができて成果もあげているので、次の仕事が見つけやすいのです。

その結果人手不足で休めない会社には、「仕事は出来ないけど常識のある人」か「社風に染まり切った人」しかいなくなります。

常識のある人もいますが仕事ができないため発言力が弱く、結果として「異常な社風」が蔓延してしまうのです。

だから何をしても会社に居づらくなる結果にしかなりません。

結論:辞めないと解放されない

結局人手不足で休めない会社は辞めるしかありません。

辞めないと開放されないと考えるべきでしょう。

我慢して働いていてもいいことはありませんので、なるべく速く次の仕事を探してください。

そして見つかり次第転職することをオススメします。

仕事の探し方

次の仕事探すとき大切なのは、ハローワークと転職エージェントを併用すること。

なぜなら企業の多くは、ハローワークと民間の人材紹介会社に求人を出しているからです。

このグラフは厚生労働省が発表している「平成27年転職実態調査の概況」から、「転職者の募集方法(複数回答可)」をグラフにしたものです。

このなかでハローワークと転職エージェントをオススメするのは、「転職のサポート」を受けられるからです。

サポートを受ければ、転職が成功する確率も上がります。

とくに転職エージェントは、転職に関わるほぼすべてのことをサポートしてくれるので、必ず利用するべきです。

転職エージェントがサポートしてくれるのは主に次の6つ。

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転職をするときは、ハローワークと転職エージェントを必ず利用してください。

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