人手不足の仕事で体がつらくなる理由は次の3つ。
- 仕事量が多い
- 残業が多い
- 休日出勤が多い
そして精神的に辛くなる理由は次の2つです。
- 負担が自分だけにのしかかる
- 忙しさの終わりが見えない
- 改善される見込みがない
こういった肉体的にも精神的にもつらい仕事は、みんな「辞めたい」と考えています。
ですがなかなか行動に移すことができません。
なぜでしょうか?
それは「まだ大丈夫」だと自分に言い聞かせているからです。
- 今辞めたらみんなに迷惑がかかる
- 忙しくてもやってこれた
- まだ大丈夫、まだ頑張れる
こういった考え方になると、仕事を辞めたいと思いながらも「迷惑をかけたくない」という気持ちが増さり、「まだ大丈夫」だと言い聞かせながら働いてしまいます。
すると・・・
「つらい」⇒「まだ大丈夫!」⇒「我慢」⇒「つらい」・・・という無限ループにはまってしまうのです。
一度このループにはまってしまうと抜け出すのは大変です。
永遠と「つらい」⇒「大丈夫」⇒「我慢」を繰り返し、ある日突然限界をむかえます。
すると次のような感情が、理由もなく湧き上がってきます。
- 何もやる気になれない
- わけもなく悲しい・さみしい
- 小さなことが不安で仕方なくなる
- 絶望感、無力感
- 自分に何の価値もないと感じる
- 死にたいと考えるようになる
こうなってしまうのは、「つらい」と感じる自分の気持ちを無視して「大丈夫」だと言い聞かせたからです。
「まだ大丈夫!」だと思うのは、「大丈夫じゃない」と体と心が悲鳴を上げている証拠。
だって本当に大丈夫なら、「まだ大丈夫」なんて思いませんよね?
もし「まだ大丈夫」だと思ったら、いまどんな環境で働いているのかを見直し、できればその環境から逃げることを考えてください。
とくに人手不足の仕事は、同じ環境で働いている方もいるため「まだ大丈夫」だと思いがちです。
「自分だけ辞めるわけにはいかない」
そんな思いが、知らず知らずのうちに自分を追い詰めることになります。
我慢して取り返しのつかないことになる前に、「つらい」環境からは逃げてください。
Note
「まだ大丈夫」は「大丈夫じゃない」証拠。
まだ大丈夫で我慢するから、どんどんつらくなっていく。
つらい環境から勇気をもって逃げ出すことも大切です。